臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

水戸済生会の院外講師(2)

2023.04.25
カテゴリー: 初期研修

先週は当院の給料日があったのでJ1達は初めての給料を手にしました。いろいろと使い道は考えていると思いますが、是非とも家族など、今まで支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝えてください。特に家族は国試当日も、発表当日も、よっぽどあなたよりも緊張していたはずです。家族以外にもお世話になった人に感謝の気持ちを伝えると、とても喜んでもらえます。

 

さて、前回に引き続き、当院の院外講師を紹介します。

 

井上純人先生(呼吸器内科)

 2年前からレクチャーをお願いしている呼吸器内科の先生です。実は編集長の同級生なので、Zoomでのレクチャーをお願いしたところ快諾してくれたのがきっかけです。山形大学の呼吸器内科のトップで、大学では何度もベストティーチャー賞をもらっており、山形大学医学部で井上先生のことを知らない医学生や研修医はいません。

 胸部レントゲンの読み方とかCOPDや喘息、吸入薬の指導など、どの診療科に進むとしても役立つ内容を分かりやすくレクチャーしてくれます。今年度の日程はまだこれから調整ですが、2,3回はやっていただきたいと思っています。

井上純人先生

 

佐島和晃先生(神経内科)

 当院の弱点の一つである神経内科領域をレベルアップするために2年前から月1回のペースでお越しいただいています。現在は国立精神・神経医療研究センターに所属されています。神経内科はもちろん、総合内科的な立ち位置で教えてくれます。通常は朝から午前中は総合内科の回診を、昼過ぎからパーキンソンや認知症など神経内科領域のレクチャーをしていただいています。

 

山中克郎先生(総合内科)

 総合内科で多くの著書のある先生で、ご存知の方も多いと思います。福島県立医大会津医療センターの総合内科の教授としてご活躍です。当院とは2018年からのお付き合いで、当初は水戸までお越しいただいていましたが、コロナになってからは年2回ほどのZoomでのレクチャーをお願いしています。

 今年度の予定はこれからですが、コロナの状況次第では久しぶりに水戸に来ていただけるか相談してみようと思っています。

 

Peter Barnett先生(老年医学)

 アメリカ在住の先生ですが、老年医学や家庭医学がご専門です。水戸近隣の4つの研修病院(水戸済生会、水戸協同病院、水戸医療センター、ひたちなか総合病院)が毎年共同で招聘し、それぞれの病院でレクチャーを行っていただいていました。

 新型コロナが流行してからは来日できませんでしたが、今年度は秋ごろにお越しいただけるハズ。ちなみに日本がとても好きな先生ですが、食べ物では餃子が大好物です。水戸に滞在している間も、一人でラーメン屋に入ってラーメンと餃子を食べてます!

 

(編集長)

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水戸済生会総合病院の臨床研修は

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当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。

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水戸済生会の院外講師(1)

2023.04.22
カテゴリー: 初期研修

水戸済生会総合病院はドクターヘリとドクターカーを有する3次救急があり、脳外科も心臓血管外科も、そして産科の3次救急ともいえる総合周産期母子医療センターもあるので、多彩な症例をたくさん経験できます。

 

しかし、大学病院とは異なり市中病院ですので、すべての診療科がそろっている訳ではありません。また、忙しい臨床の中で初期研修医や専攻医の指導をしていますが、必ずしも充分な時間が取れているわけでもありません。指導医によって症例の偏りがでる

こともあります。

 

そこで、当院の手薄なところをカバーするために、院外講師を招聘して初期研修医に勉強する機会を確保しています。今回はそんな院外講師の先生らを紹介します。

 

徳田安春先生(総合内科)

 総合内科で有名な徳田先生は、NHKのドクターGに出演していたり、多くの著書や講師としてご存知の方も多いと思います。徳田先生がお隣の水戸協同病院に赴任された2009年からのお付き合いです。新型コロナの影響で昨年から開催できずにいますが、徳田先生とは水戸協同病院との共同企画で水戸医学生セミナーを立ち上げて、10年以上続いていました。

 現在は群星沖縄臨床研修センターのセンター長として、沖縄を中心に全国で活躍されています。今でも茨城県の企画で年に2回は当院にもお越しいただいています。

徳田先生教育回診後の

記念撮影(2022年11月)

松永直久先生(感染症)

 感染症のレクチャーを始めて今年で15年目になります。現在は帝京大学医学部付属病院の感染制御部で病院教授としてご活躍中です。非常にわかりやすく、臨床に即した話はとても好評で、どの診療科に進んだとしても絶対に役立つことばかりです。松永先生のレクチャーがきっかけで感染症科を選択した先輩もいます。「感染症診療の基本」を学んでから、水戸済生会の総合内科で学んだことを実践するので、あなたも基本をしっかり身につけることができます。

先日の松永先生のレクチャー

 

舩越拓先生(救急集中治療)

 東京ベイ・浦安市川医療センターの救急集中治療科の部長とし、数多くの著書がある先生です。実は救急集中治療だけでなく、IVRもやっており、編集長とはIVRの兄弟子と弟弟子という関係でいろいろお願いしています。すごく分かりやすい内容で、あなたのERでの悩みを解消してくれる先生ですなのですが、お忙しいのでいつレクチャーしてくれるか、なかなか決まらない・・・。今年度はがっつりお願いする予定です。

(編集長)

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ルーチンワークはチェックリストで

2023.04.13
カテゴリー: 初期研修

研修が始まってそろそろ2週間が経ちます。最初の週は何が何だか分からない状態だったと思いますが、今週は少し動けるようになったでしょうか?そう言っても、気がついたら17時を過ぎていると言った感じかと思います。

 

編集長の経験から言わせてもらうと、ローテーションが変わった時は、最初の1週目は何が何だかわからないまま過ぎてしまいます。2週目になると、何とか動きが分かるようになって来ます。ようやく仕事に慣れてきたと思えるのは3週目から。まして、初めてデビューしたあなたはもっと時間がかかるのが当たり前ですから、焦らず行きましょう。

 

さて、仕事を進めていくコツの一つは、ルーチンワークをいかに早く終わらせるかです。ルーチンを速く済ませて、患者さんのところにいったり、勉強の時間に使いましょう。

 

でも覚えることがたくさんありすぎて、訳が分からないというのも事実。そんな時に役に立つのがチェックリストです。チェックリストでやるべきことを確認して、仕事を効率的に済ませることができます。

 

例えば、あなたがERで関わった患者さんについて、指導医から「この患者さんは入院だから、一通りの指示を出しておいてね」と言われたら、何を済ませておけばいいでしょう?

 

入院時のチェックリストとしては

 

・入院病棟を決める

・入院オーダーを入力

・入院診療計画書の記入

・服薬指導の指示

・食事内容の指示

・点滴のオーダー(抗菌薬を使うならアレルギーチェックシート記入)

・追加検査のオーダー入力

・DVTのスクリーニングシート記入

・看護師さんへの指示簿記入(バイタル、安静度など)

・リハビリのオーダー入力

・持参薬の確認と処方

・MSWへの連絡

・患者家族へのIC

 

といったところでしょうか。全ては必要ないかもしれませんが、もし入院後に手術とか内視鏡やカテをやるのならば、そのオーダーとか同意書もやらないといけないので、チェックリストがないとなかなか難しいと思います。

 

入院というルーチンワークに関してチェックリストを作って確認しながらやれば、患者さんが病棟に入院してから看護師さんやクラークさんから立て続けにPHSを鳴らされることも、慌てることもなくなります。是非試してみてください。

(編集長)

ICUの一コマ

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入院患者さんの問診のコツ  その2

2023.04.08
カテゴリー: 初期研修

病棟で問診する際のコツの続きです。

 

3.場所に配慮する

個室に入院している場合は問題ないかもしれませんが、大部屋の場合は周囲の患者さんに全部話を聞かれてしまいます。病気のことは誰でも聞かれたくないものですから、動ける患者さんの場合は、病棟内のICするスペースなどに場所を変えて話を聞くと良いでしょう。

 

また、場所を代えるということは患者さんが「ちゃんと先生と話が出来た」と認識してくれるきっかけになります。特に女性の研修医は看護師さんと勘違いされていて、十分話をしたはずなのに、「まだ先生が来てくれていません」なんて言われることが残念ながら時々あります。こんな時は場所を代えて、改めて自己紹介して話をすると上手くいきます。

 

ただし、患者さんと二人きりになる環境は可能な限り避けた方が良いでしょう。たとえ相手が若い女性やこどもでなくとも、昨今のニュースにもあるように、患者さんと二人きりになると身の潔白を証明できないこともありえることは覚えておく必要があります。かといって、全ての患者さんにできる訳ではないのも実際ですが・・・。

 

4.雰囲気や態度で共感的理解を示す

入院してくる患者さんは、いろいろ不安を抱えています。不安に思っていることを全部話せて、しっかりと話を聞いてもらった(=共感的理解)という安心感はとても大事です。

 

ここで重要なのは、共感的理解というのは、言葉よりも、むしろ言葉以外の態度が大きく影響する、ということです。具体的に言えば、患者さんから話を聞くときは、患者さんと視線を合わせて、少し前かがみの姿勢で話を聞く、ベッドサイドなら、サッとしゃがんで患者さんと目線の高さを合わせて話をする、などです。

 

こういった態度が自然にできると患者さんにも家族にも、そして看護師さんなどのスタッフにも好印象を持ってもらえます。ぜひやってみて下さい。

(編集長)

PICC挿入の一コマ

仲のいい?先輩と後輩

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入院患者さんの問診のコツ  その1

2023.04.06
カテゴリー: 初期研修

初期研修が始まったばかりですが、水戸済生会では早速患者さんを担当して、問診やオーダー、カルテ記載など、担当医としての仕事をやってもらっています。

 

と言っても、まだまだ担当患者さんのことを全然把握できない・・・・、そう思っているあなたは心配いりません。最初からできる人はいませんから、焦らずにやっていきましょう。

 

さて、病棟では担当患者さんのところに行って話を聞きます。病歴、既往歴、生活歴などを改めて聞き出すことは基本です。さらに高齢者の場合は、ADLはもちろん、家族の状況や介護保険の有無、現在利用している介護サービスを把握しましょう。

 

本来は家族からも話を聞きたいところですが、コロナの影響で病棟に家族が立ち入ることが制限されており、家族からの情報収集はなかなか困難かもしれません。でもERなどで機会を逃さずに家族からもいろいろ聞き出しましょう。

 

そうは言っても、患者さんと何となく話しにくい、うまく聞き出せないなんてことがありますよね。家族だとなおさらかもしれません。患者さんや家族から話を聞きだすには、どんなことに注意したら良いでしょう?ここでは病棟での問診のコツを紹介します。

 

1.挨拶と自己紹介

病棟に入院してきた患者さんのところへ行ったら、まずは挨拶です。「こんにちは。入院中に□□先生と一緒に担当します研修医の○○です。」

 

この時に患者さんの名前を確認を忘れないように。編集長も話していたら、じつは全然別の患者さんだった、という経験があります。特に慣れていない時ほど注意しましょう。

 

また、もし家族がいれば家族にも挨拶すると同時に、患者さんとの関係を聞いておきます。「失礼ですが、ご関係は?」と言えばOKです。

 

これも編集長の経験談ですが、明らかに奥さんと思われる女性が入院に付き添ってきたので、「奥さまですね。今回の入院では・・・」などと話し始めたら、、奥さんは亡くなっていて、年の近い妹さんが一緒に来ていたなんてこともあります。

 

家族のことは後で聞こうと思っても、何となく聞きにくくなるので、最初の時点で聞き出しておくのがコツです。家族がいない時は、患者さんに誰に電話など連絡をとるのが良いのか確認しておきましょう

 

2.患者さんの状態を尋ねる

病棟には、基本的に具合の悪い患者さんが入院してきます。そこで、いろいろ問診する前に「今のお加減はいかがですか?」「少し話を伺ってもいいですか?」と患者さんを労わる一言から始めましょう。

 

もちろん検査入院などでは体調も悪くない場合もありますが、外来受診から入院までの間に状態の変化がないかを、最初に聞きましょう。その後で「今日はどうしましたか?」など、患者さんが自由に話せるような質問から始めて、最初の数分間だけでも、こちらから言葉を挟まずに聞くことに徹してください。

(編集長)

採血練習の一コマ

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研修を充実させる魔法のフレーズ・・・なべおたま

2023.04.01
カテゴリー: 初期研修

今日から4月ですね。水戸済生会では週明けの4月3日に入職者の辞令交付式があり、午後から病棟デビューとなります。いよいよ初期研修が始まります。

 

今回は研修を充実したものにするための魔法のフレーズを紹介します。

それは「なべおたま」です。

 

先日のオリエンテーションでも紹介したのですが、だいぶ前にスーバー指導医として有名な福井大学の林寛之先生が言っていた記事を読んで、それ以降は初期研修医のオリエンテーションで紹介しています。

 

な:「なるほど」

べ:「勉強になります」

お:「おっしゃる通りです」

た:「確かに」

ま:「またご指導よろしくお願いします」

 

研修中に指導医との会話で使う言葉のことですが、別に指導医に媚びを売るという意味ではありません。林先生は「あいづち上手は、教えられ上手」と言っています。その真意は、「研修は指導医から与えられるものではない。待っていても、チャンスは来ない。意味のある良い研修をするためには、指導医とのコミュニケーションが重要」ということです。

 

当然、コミュニケーションは一方通行ではないですよね。「なべおたま」は、指導医を上手くのせていくツールと考えてみてください。研修医であるあなたの側から指導医をうまくを操って、いろいろやらせてもらいましょう。

(編集長)

朝回診の一コマ

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オリエンテーションとOJT

2023.03.30
カテゴリー: 初期研修

水戸では桜が満開で、病院の周りの桜もとてもきれいです。場所によってはそろそろ散り始めるところも出てきました。

 

当院では、新J1のオリエンテーションとOJTが始まっています。もちろん正式な入職前なのにオリエンテーションをするのかと、いろいろご批判を受けるのは重々承知しており、今回で最後にしようという流れになっています。ですが、「これから頑張るぞ!」とテンションを上げてきている新J1には、そのままの勢いで病棟デビューを果たしてもらいたい・・・、そんな考えで今年もやることにしました。

 

内容としては各部署からのオリエンテーションと、合間に先輩からのOJT(On the job training)です。OJTでは、新J2から電子カルテの使い方や、採血のやり方、ERや病棟での指示や点滴の出し方などを教わります。

 

そして週明けの月曜日は病院の入職式があって、午後から病棟デビューとなります。最初は看護師さんから話しかけられただけでも、かなりビビるはずですが、少しでも早く慣れるよう頑張ってください♪

(編集長)

新J2からの採血指導の一コマ

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ほうれんそうのおひたし

2023.03.25
カテゴリー: 初期研修

あなたが病棟の患者さんで困ったことがあったので、指導医に相談するため連絡してみました。指導医は忙しかったらしく、あまり話も聞かずに「ハイハイ、それでいいよ」とだけ。ところが夕方のカンファの時にこの時の対応について話したところ「なんで相談しないんだ?」と怒られてしまったことはありませんか?

 

これから新人が入ってくると、あなたにとっては当たり前の対応も、新人にとっては初めてのことでどうしていいか分かりません。1年前のあなた自身を思い出してみればわかることと言え、ついこの指導医のような対応をしてしまうかもしれません。

 

こんな時に思い出してほしいのが「ほうれんそうのおひたし」です。

 

「ほうれんそう」は、ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)のことで、あなたも聞いたことがあると思います。

 

「おひたし」とは

お:怒らない

ひ:否定しない

た:(必要があれば)助ける

し:指示する 

 

つまり安心して報告、連絡、相談できるように、あなたが現場の雰囲気を作ることが必要です。

 

新人研修医からの連絡を「そんな(つまらない)こと・・・」とか、「いま忙しいのに・・・」という感じで、たとえ言葉に出さなくとも、そんな雰囲気を敏感に感じ取って話しにくくなります。そのうちにどんどん情報が来るのが遅くなり、「なんでこんなことになるまで連絡くれないの!」と、あなたも、そして患者さんも不幸になってしまいます。

 

これは病棟やERの看護婦さんたちも同じです。普段から報告、連絡、相談をしても大丈夫な先生だと思ってもらえるように気をつけてみて下さい。

(編集長)

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修了成果会と修了証授与式が行われました

2023.03.23
カテゴリー: 初期研修

早いもので、あと1週間もすると新年度になります。当院のJ2らも4月からの新しい職場への異動の準備で忙しくなっていますが、先週に修了成果会、そして今週は研修修了証の授与式が行われました。

 

 

修了成果会では、J2全員からのスピーチと指導医からのねぎらいの言葉、そしてJ1からの記念品贈呈がありました。修了証授与式では院長からJ2のそれぞれに修了証が手渡されました。

 

 

この学年は仲が良くて、まとまりがとても良く、安心して仕事を任せられる人ばかりでした。さらに同じ学年で2名の産休がいるという当院初の学年でもありました(当院ではこの学年の2名を含めて5名の研修医が産休をとっています)が、皆でカバーしながら無事に全員で修了式を迎えました。

 

水戸済生会での初期研修を修了したのですから、これから遭遇するどんな状況にも対応できるはずです。4月からの新たな場所でも間違いなく活躍してくれるでしょう。新たな環境で、緊張感と責任感をもって頑張ってほしいと思います。健闘を心から祈っています。

(編集長)

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ブース訪問ありがとうございました! レジナビ@東京ビックサイト

2023.03.21
カテゴリー: 初期研修

3月19日に東京ビックサイトで開催されたレジナビフェアに、当院も久しぶりにリアルで参加しました。

 

コロナ前のレジナビと言えば、参加する医学生が1500名を超える大規模イベントでした。昨年も開催されましたが、参加数がだいぶ少なかったそうです。今年もマスク解禁後といえそれほど多くの参加はないだろうと思っていましたが、実際は900名を超える参加者だったそうで、編集長の予想よりもだいぶ多い数でした。参加者の約6割が4年生(新5年生)で情報収集の機会として利用されているようでした。

 

さて、当院のブースではJ1の研修医3名とNao先生と編集長で対応しました。ほぼ切れ目なく訪問いただき、50名を超える方に足を運んでいただきどうも有難うございました!当院の売りである産婦人科、小児科、そして救急科に関心のある方が多かったのはもちろんですが、それ以外の科に興味がある人も多く来ていただきました。

 

 

当院はレジナビオンラインにも参加していますが、リアルだと質問していただけて、それに対して細かいところまで詳しく説明して、医学生側も我々も納得感が得られるという、リアルの良さを改めて認識しました。また、このブログの読者や当院のインスタのフォロワーと言う方もいて編集長的には大満足でした♪

 

レジナビで色々な病院の情報を手にいれたら、次にすることは病院見学です。このブログでは何度も触れていますが、興味がある病院には絶対に見学に行くべきですし、その中で気になった病院には複数回行ってみることをお勧めします。

 

春休み中の病院見学も多少の空きがありますし、5月の連休あたりの見学申し込みも、既にいただいていますので、ぜひ下記のリンクから早めにお申し込み下さい。お待ちしています♪

(編集長)

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